ソフトボール女子日本代表の上野由岐子(ゆきこ)選手。
3大会ぶりの東京オリンピックでも、エースとしてメダル獲得に貢献。
そんな上野選手の出身高校や中学校が気になりませんか?
今回は、上野由岐子選手の出身高校や中学校といった学歴と経歴についてフォーカスします。
上野由岐子(ゆきこ)の経歴とプロフィール
上野由岐子選手は福岡県出身で、現在39歳の独身です。※2021年7月時点
父、母、妹の4人家族で育ちました。
ソフトボールは小学3年生から始めます。
クラブチームは、『花畑ブルージェイス』に所属。
ポジションは当初からピッチャーでした。
その後約30年間ソフトボール一筋で、絶対的エースとして活躍。
そして、高校を卒業後は『日立高崎ソフトボール部』に入団します。(現ビックカメラ女子ソフトボール高崎)
2002年、世界大会デビュー戦となる世界選手権では、一次予選、対中国戦を完全試合で勝利。
続く2004年のアテネオリンピックでは、中国戦でオリンピック史上初の完全試合を達成。
3位決定戦では登板機会がなかったものの、銅メダル獲得に貢献!
2008年の2度目の五輪となる北京オリンピックでは、同日に行われた準決勝と決勝進出決定戦を2試合連続登板。
指の皮も剥け疲労困憊でしたが、翌日の決勝戦のアメリカ戦も先発投手で出場。
上野選手は2日間3試合で413球を投げ、金メダルを獲得。
日本中に大きな感動をもたらせました。
上野由岐子の出身高校は『九州女子高校(現:若葉高校)』
上野由岐子選手の出身高校は、私立の『九州女子高校』です。
中学時代から活躍していた上野選手は、全国のソフトボール強豪校からスカウトを受けますが地元福岡の高校に進学。
九州女子高校は、2010年に学校名が福岡大学付属若葉高校に変わり、2019年に男女共学になっています。
当時の偏差値は高くはありませんでしたが、2019年に教育改革もあり、男女共学に変わってからここ数年は学力も上がってきているのだとか。
部活動も盛んで、卒業生には上野選手とアテネ五輪に出場した元ソフトボール選手の内藤恵美さんや、バスケットボール、競泳選手などを多く輩出。
現:若葉高校の公式HPにも上野選手が卒業生であることが明記されています。
3月23日(火)、東京2020大会のソフトボール日本代表が発表され、若葉高校(旧:九州女子高校)OGの上野由岐子選手(所属:ビックカメラ高崎)が選出されました。
https://www.fukuoka-u.ac.jp/fukudaism/high_school/21/03/16404.html
ソフトボール部に所属し練習に励んでいた上野選手は、高校2年生のときに、最年少で世界ジュニア選手権に出場します。
この大会で、エースピッチャーとして優勝に貢献。
球速107㎞/hという日本人最速記録をたたき出し、オリエンタル・エクスプレスと呼ばれるほどに。
そして、上野選手は2000年のシドニーオリンピックの代表候補に選ばれます。
しかし、腰椎と左の肋骨を骨折する怪我を負い、現役高校生で五輪への出場は叶いませんでした。
ソフトボール部では、上野選手が不在だったインターハイは8強で終わります。
そのときに、「早く帰っておいで」と授業中の怪我を責めなかったチームメイトの想いを知り、仲間の大切さに気付いたのだとか。
それまでは、「私が打たれなければ勝てる」と思っていましたが、「私が打たれても、誰かが助けてくれる」と考え方が変わったそうです。
その後は大学進学も検討していましたが、当時ソフトボール日本代表監督だった宇津木妙子さんの目に留まり、実業団に入ることを決意。
高校卒業後は、実業団や日本代表としてオリンピック、世界大会で活躍をしていますね。
上野由岐子の出身中学は『柏原中学校』
上野由岐子選手は地元の公立校、『福岡市立柏原中学校』出身です。
1年生のときからソフトボール部のエースとして活躍。
3年生のときに全国大会優勝をしています!
集合写真の中心で柏原中学校のユニフォームを着て写っているのが上野選手ですね。
上野選手が活躍したソフトボール部は、現在でも人気の部活なのだとか。
未来のオリンピアンがいるかもしれませんね。
卒業文集では、「オリンピック出場」と将来の夢を語っていました。
そして、有言実行し北京オリンピックでは金メダルも獲得し夢を実現させました。
まとめ
今回は、上野由岐子選手の出身高校や中学校といった学歴と経歴についてフォーカスしました。
福岡の柏原中学校の出身で、九州女子高校(現:若葉高校)の卒業生だと分かりました。
学生時代からとんでもない成績を残していたのも驚きですね。
今年で39歳になる上野選手ですが、今後の活躍にも注目していきたいと思います!
普通科スーパー特進コース:58
普通科高大一貫コース:49
グローバルコース:49