阿部詩の学歴や経歴は?出身高校・大学や柔道の戦績がすごい!

阿部詩

東京オリンピック柔道52㎏級で金メダルを期待される阿部詩選手。

公式戦対外国人選手48連勝という伝説の記録を保持しています。

そんな阿部詩選手が、どのような学歴や経歴を歩んできたのか気になりますよね。

今回は阿部詩選手の出身高校・大学や、柔道の戦績についてフォーカスしていきます。

阿部一二三
ウルフ・アロン
高藤直寿

阿部詩のプロフィール

阿部詩

阿部詩選手は、2000年7月14日に兵庫県神戸市で生まれました。

「詩」という名前は元々お母さんが「ななみ」という名前を決めていたのにもかかわらず、

彼女が生まれた瞬間にお父さんが「うただ、うたにしよう」といったことで、このような名前になったのだとか。

お父さんには神様からのお告げでもあったのかもしれませんね。(笑)

阿部詩と兄の阿部一二三

また、詩選手は3人兄妹の末っ子なのですが、彼女の二人目の兄は只者ではありません。

その兄の名は、阿部一二三(ひふみ)選手。

昨年の12月に行われた代表選考会で優勝して、東京オリンピック柔道男子66㎏級の日本代表になった選手です。

そして、この兄の存在こそが詩選手がここまで強くなることができた一つの要因。

世界を代表する選手たちが集まる柔道世界選手権2018では、兄妹同時優勝という成績を収めました。

柔道界では今世界で最も有名な兄妹となっているのです。

阿部詩の学歴!出身高校や大学は?

阿部詩の出身高校は『夙川高校』

夙川学院高校
夙川学院高校

阿部選手は中高一貫校で柔道の強豪校である『夙川高校(しゅくがわがこうこう)』に入学。

夙川高校は、兵庫県神戸市兵庫区にある私立の中学校・高等学校で、学校法人須磨学園が運営しています。

夙川中学から進学し、6年間柔道を教わりました。

阿部詩選手の才能は高校1年生に開花。

高校1年生の春には、全日本カデという15歳~18歳までが出場できる全国大会で優勝。

才能が開花してからは破竹の勢いで勝利を重ねていった阿部選手でしたが、ある大きな転機となる出来事がありました。

それは、高校1年の8月に開催され、優勝が確実視されていた全国高校柔道選手権大会。

1回戦に反則負けをして、生まれて初めて一回戦敗退をしてしまったのです。

これによって心に大きな傷を負ってしまい、柔道をやめようとさえしたのだとか。

しかし、兄からの励ましの電話で心を入れ替えることができたようです。

高校3年生の時には、世界選手権で兄妹共に同時チャンピオンという快挙を成し遂げました。

阿部詩の出身大学は『日本体育大学

日本体育大学
日本体育大学

夙川高校卒業後、兄である一二三選手と同じ東京都世田谷区にある柔道の名門日本体育大学』に進学。

大学入学してシーズンの前半戦は対外連勝記録が48で切れてしまうなど、結果が出ない試合が続きました。

しかし、1年生の2月に行われたグランドスラム・デュッセルドルフで優勝。

日本体育大学生として、東京オリンピック柔道女子52kg級で代表内定を掴みとりました。

阿部詩の経歴!柔道の戦績がすごい!

阿部選手は5歳の時に2人の兄が柔道をしていたことで興味が湧き、兄達と同じ柔道クラブに入団したことで柔道を始めました。

三兄弟の中で才能は1番と言われるほど柔道のセンスはあったのだとか。

しかし、兄達ほどモチベーションが高かったわけではなく、よく練習場の入り口で駄々をこねていたそうです。

小学6年生の時に80kg級の選手に呆気なく負けてしまったことで、柔道に対して本気で取り組むようになります。

ちなみに、兄の一二三選手も女子選手に負けてしまったことで柔道に本気になったことから、やはり兄妹という感じですね。

阿部詩の主な戦績

 中学3年生 2015年

全国中学校柔道大会優勝

高校1年生 2016年

チューリンゲンカデ国際優勝

全日本カデ優勝

高校2年生 2017年

グランプリ・デュッセルドルフ優勝

全国高校選手権個人戦優勝

インターハイ 個人戦 優勝

ジュニア交流大会優勝

世界ジュニア交流大個人戦

講道館杯優勝

グランドスラム東京優勝

高校3年生 2018年

グランドスラム・パリ優勝

グランプリ・フフホト優勝

インターハイ団体戦優勝

世界選手権優勝

グランドスラム大阪優勝

大学1年生 2019年

世界選手権優勝

大学2年生 2020年

グランドスラム・デュッセルドルフ優勝

大学3年生 2021年

グランドスラム・タシケント優勝

グランドスラム・カザン優勝

まとめ

阿部詩選手は多くの挫折を乗り越えて、世界で勝負をしていける一流選手に成長しました。

また、その活躍の裏には、夙川高校や日本体育大学での稽古の成果が大きかったのでしょう。

また、兄という大きな存在があったからとも言えますね。

史上初の東京オリンピック柔道女子52kgで金メダルの期待がかかっている阿部詩選手を一緒に応援していきましょう!

ウルフ・アロン
高藤直寿
阿部一二三
大野将平

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