カタールW杯アジア最終予選の『日本 対 サウジアラビア』戦。
奇しくも敗退した日本ですが、試合後に問題となるシーンが。
日本キャプテンの吉田麻也選手が、試合後に相手サポーターから差別的なジェスチャーを受けたというのです。
果たして問題となった差別的ジェスチャーとはどんなポーズだったのでしょうか。
【動画】吉田麻也が差別ジェスチャーに激怒
カタールWアジア最終予選、
第3節のサウジアラビア戦をまさかの0-1で敗戦したサッカー日本代表。
そんな残念な試合の後、キャプテンの吉田麻也選手に対し
さらに残念な差別ジェスチャーをサウジアラビアサポーターがおこない問題に。
▼サウジアラビアサポータの差別ジェスチャーに激怒する吉田麻也の動画がこちら!
@Nawaf_STATS خذ الحصريه pic.twitter.com/BRJB4bDxdz
— سلطان (@s19ix) October 7, 2021
吉田選手は試合後にインタビューをするところでしたが
差別ジェスチャーをするサポーターに気付き激怒。
インタビュースペースから観客席に詰め寄り指を刺して抗議しています。
果たして吉田選手をここまで怒らせた差別ジェスチャーとは
どのようなポーズだったのでしょうか。
吉田麻也が受けた差別ジェスチャーは何?
吉田麻也選手が受けた差別ジェスチャーについては
どのようなポーズだったのか報道されていません。
吉田選手が激怒していた際のサウジアラビアサポーターの様子を見ても
決定的な瞬間は写っておりませんでした。
▼サウジアラビアサポーターの様子
手前に吉田選手に向けて指を刺している男性がおりますが
これだけでは差別的なジェスチャーとして捉えられる可能性は低そうです。
過去にもサッカーの試合で
差別ジェスチャーが問題になった歴史はあります。
そのような過去から今回の差別ジェスチャーがどんなポーズか考察していきます。
日本サッカーでの差別はどんなポーズだった?
過去の日本サッカー代表戦でも
問題となった差別ジェスチャーがいくつかありました。
【差別ポーズ①】猿マネ
大きな議論を呼んだ差別ポーズの一つが『猿の真似』でした。
2011年1月25日 サッカーアジア杯の日韓戦。
— taropin2 (@taropin21) March 16, 2021
韓国のキ・ソンヨン選手がゴール直後、日本人を侮辱する猿の顔マネ。
この行為を非難され、同選手は「観客席の旭日旗を見た」と言い訳。
以後、韓国だけが #旭日旗 を問題視するようになった。 pic.twitter.com/73R6FhFmQf
2011年の日韓戦で相手のキ・ソンヨン選手が
ゴールを決めた後にとった差別ポーズ。
ニホンザルやイエローモンキーといった
海外から見た日本への差別的なジェスチャーをゴールセレブレーションの際におこない大きな問題を呼びました。
今回のサウジアラビア戦でも
サウジアラビアサポーターが猿マネをした可能性はありそうです。
【差別ポーズ②】つり目
U-20日本戦でも過去に差別ジェスチャーを受け問題に。
そのポーズが『つり目』でした。
2017年U20W杯のウルグアイ代表戦。
U-20ウルグアイ代表のMFバルベルデ選手がゴールを決めた後に
両目を指で釣り上げたつり目ポーズです。
このつり目の差別的なポーズは、
主にアジア人に対しておこなわれることのある差別的ジェスチャーです。
今回の試合では、中東とはいえ同じアジアのサウジアラビア代表でした。
東アジアの人々が外見的特徴から受けやすいつり目ポーズですが
アジア予選で受ける差別ジェスチャーの可能性は低いかもしれませんね。
サウジアラビア代表が差別ジェスチャーを謝罪
問題になった差別ジェスチャーに対し、
吉田麻也選手は事務方からFIFAやAFCに抗議のレポートを出すと発言しておりました。
しかし、翌日にサウジアラビアサッカー連盟から
吉田選手および日本サッカー協会に対し謝罪があったことを須原専務理事が明かしました。
「吉田選手、日本代表チーム、JFA、日本サッカー界全体に対しての真摯な謝罪を頂戴した」須原専務理事
デイリーニュース
吉田選手も気持ちと頭を切り替え、次の試合に集中していくと明言しているようです。
これ以上、抗議をすることはJFAとしては想定していないとのことですが
今後スポーツ界からも差別問題が無くなるよう風化させてはいけません。
しっかりと抗議の声をあげた吉田選手の勇気は見習わなければなりませんね。
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