2019年のNBAドラフト会議で、日本人初のドラフト1巡目指名を受けた八村塁選手。
日本人離れした身体能力から大きな注目を集めている選手です。
そんな八村選手の兄妹について知っていますでしょうか?
弟の阿蓮と妹の安美菜は、バスケットボール界では非常に有名な選手なのだとか。
今回は八村塁選手の兄妹や、家族構成についてフォーカスしていきます。
八村塁のプロフィールと経歴
八村塁選手は1998年2月8日に富山県富山市で、4人兄妹の長男として産まれました。
日本人離れした優れた体格と容姿は、父親がベナン人で母親が日本人のハーフとして生まれたことが影響しています。
そんな八村選手は、身長206cm・体重103kg、足のサイズはなんと34cmもあります。
あの大谷翔平選手よりも一回り大きい体格だと考えたらものすごく大きいですよね。
小学校時代は短距離と野球を主にやっていましたが、投げる球が速すぎて捕球できる選手がいなかったそうです。
しかし、急激な成長による膝の痛みと疲労が積み重なったことで、
中学生の頃に野球を断念してバスケットボールに挑戦することになります。
そして、中学校3年間で力をつけ、高校では宮城県の名門校である『明成高等学校』に入学。
明成高校では才能を一気に開花させ、一年生の時に出場したウィンターカップでは32得点を決めてチームの全国優勝に貢献。
さらに、高校1年生の時にU16の日本代表としてアジア選手権に出場し、チームの銅メダルに貢献しました。
結局、八村選手が在籍していた3年間でチームはウィンターカップ3連覇を達成。
3年生の頃の決勝では、34得点・19リバウンドと圧倒的な活躍を見せ、
まさに向かうところ敵なし状態で高校を卒業して行きました。
明成高校卒業後は、アメリカのゴンザガ大学に進学。
アメリカのトッププレイヤー達とバスケットボールをする道に進みます。
しかし、最初は英語が話すことができなかったことや、文化や環境の違いなどから苦戦をしたのだとか。
しかし、八村塁選手に英語を教えたハイディー・ドゥリトル先生は、
「八村はバスケットボールが上手くなりたいがために英語も一生懸命勉強をしていた。彼が英語を喋れるようになったのはその結果だ」
と八村塁選手の努力を認めています。
その結果もあり、大学でも徐々に出場機会が増え始め、3年目についにNBAドラフト会議で1巡目指名を受け、プロの世界に入っていくことになりました。
恵まれた体格に圧倒的な努力が加わったからこそ、これだけ素晴らしい選手になることができたのですね。
八村塁の弟は『八村阿蓮』
八村塁選手の弟である八村阿蓮(あれん)選手。
弟の阿蓮選手は、1999年12月20日に生まれの21歳。(2021年7月現在)
中学時代には、梅丘中学校で全国優勝を成し遂げ、兄同様に宮城県の明成高等学校に進学しました。
明誠高校入学後も一年目から活躍をすることが期待されていました。
しかし、ここで1つ目の試練が阿蓮選手を襲います。
当時の明成高校の3年生は層が厚かったことで、兄の八村塁選手とは異なり試合に出場できない日々が続きました。
2年生になり、塁選手ら3年生が引退したことで、弟の阿蓮選手にも試合出場のチャンスが回ってきます。
そして、すぐさま結果を残すことができ、レギュラーを獲得。
しかし、その喜びも束の間に再び試練が阿蓮選手に襲いかかります。
二つ上の八村塁選手をはじめとした3年生達がこぞって引退をしたことにより、チームは大きな戦力ダウンをしていたのです。
兄の八村塁選手が所属していた3年間はウィンターカップ3連覇を果たすなど、高校バスケットボール界を席巻。
試合に出場をしていながら結果を残すことが出来ないチーム状況に対して、非常に苦しい思いをしたそうです。
しかし、最終学年の3年生になる頃には阿蓮選手を中心にチームがまとまり始め、
高校最後のウィンターカップではついに優勝をすることが出来ました。
それらの功績が認められ、東海大学に入学後には特別指定選手に選出。
その後は日本を代表する選手にまで成長していきました。
とあるインタビューで、自分がチームの核となることでチームは強くなるとはっきり発言した阿蓮選手。
ここまで自分にプレッシャーをかけることができる弟の阿蓮選手も素晴らしい選手ですね。
八村塁の妹は『八村安美菜』
八村塁選手の妹である八村安美菜(あみな)選手。
兄である八村塁選手と4つ歳が離れているということから2002〜03年生まれだと推測されています。
妹の安美菜選手も身長が174cmと女子の中では高身長。
兄妹全員は背が高いのですが、両親はどちらもあまり大きくないようです。
八村安美菜選手は、中学は兄の阿蓮選手と同じで、東京の世田谷区にある梅丘中学校に入学。
梅丘中学時代は全国大会に出場し、個人としても東京選抜に選出されるほどの活躍を見せました。
高校も2人の兄と同じ明成高等学校に進学すると思われていましたが、東京の強豪校である明星学園に進学。
ちなみに、明星学園のバスケ部にはあのオコエ瑠偉選手の妹であるオコエ桃仁花も所属していました。
高校時代は全国大会で優勝することはできませんでしたが、レギュラーとして3年間活躍を見せました。
そして、現在も大学生としてバスケットボールを続けているようです。
まとめ
今回は八村塁選手の兄妹や、家族構成についてフォーカスしていきました。
長男の八村塁選手の兄妹それぞれにストーリーがあって、それぞれがバスケの道に進んでいるようです。
今回紹介できなかった1番下の八村マリさんを含め、今後どのような活躍を見せてくれるのか検討もつきません。
これからの期待も込め、八村兄妹の活躍に注目していきたちと思います。
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