漫才協会に所属しているお笑いコンビ、おぼん・こぼん。
芸歴55年の大御所ですが、本人もネタにするくらい不仲だと知られています。
そんな2人が不仲になった理由とは何なのでしょうか。
漫才協会の理事選出のための選挙が原因だったとの噂も!
今回は、おぼんこぼんの不仲理由や解散についてフォーカスしてみました。
おぼんこぼんのプロフィールや経歴!
72歳の同級生コンビ、おぼん・こぼん。(※2021年9月現在)
最近では不仲をネタにし漫才をしていますが、
元々は仲良しコンビでお揃いの衣装を着ている時期もあったのだとか。
二人は、大阪福島商業高校(現:履正社高校)在学中の高校2年のときにコンビを結成。
学生漫才としてデビューし、
吉本興業のうめだ花月などに出演していました。
1980年には、
日本テレビ「お笑いスター誕生!!」で10週連続勝ち抜きグランプリを獲得してる実力派です。
現在はテレビ露出は少ないものの舞台やラジオ、youtubeなどで活躍。
最近では不仲な大御所というイメージですが、実力派漫才コンビだったんです!
お若いときのネタも見てみたいですね。
おぼんこぼんが不仲な理由とは?
元々は仲良しコンビだったおぼん・こぼんの不仲の理由は、
所属している漫才協会の選挙が原因だと言われています。
漫才協会は150人の会員がおり、
2年に1度理事を決める選挙を行い上位13人が理事に選出されます。
選挙では数年間の変動無く下記の順位でしたが、その順位が変わったことがきっかけで不仲に。
1位:青空球児(会長)
2位:おぼん
3位:こぼん
4位:ナイツ塙
変動後の順位はこちら▼
1位:青空球児(会長)
2位:ナイツ塙
3位:こぼん
4位:おぼん
今まで2位だったおぼんさんが
こぼんさんに順位で負けたことで、おぼんさんが怒ってしまったのだとか。
このときのエピソードをナイツの塙さんが、
2020年9月8日に出演したテレビ「石橋、薪を焚べる」で語っていました。
それで(選挙結果で)ぶち切れちゃって、理事会の時に。「俺は今まで何十年も漫才協会のために若手の育成とかやってきた。こんなやってきた俺がなんで、こぼんに負けないといけない」と言って1年間、漫才協会やめちゃったんです。
これだけ腹を立てるという事は、
漫才協会のために尽力を尽くしてきたのでしょうね。
協会の皆でおぼんさんの復帰を説得していたそうですが、その後1年は戻ってこなかったのだとか。
テレビでは、
とんねるずの石橋貴明さんが不仲の原因についてナイツ塙さんに聞いています。
石橋さん:それ(選挙の順位結果)がおぼん・こぼんさんの不仲の原因ではないの?
塙さん:それが原因です。そこから不仲になったんです。
塙さんは選挙の結果が不仲の理由だと即答していました。
このときに副会長の座がいなくなったことで、
塙さんが副会長に就任することになったのだとか。
塙さんが副会長に就任したのは2007年です。
不仲の原因を選挙結果だと断定しているということは、塙さんが副会長に就任した2007年から不仲ということになりますね。
その後仲直りした時期もあったそうですが、
プライベートでは10年口を聞いていないのだとか。
おぼんさんは2019年6月にyoutubeを立ち上げ、不仲ネタを笑いながら話していました。
その内容はなかなか過激なもので、“ここ10年間私語はなく横にいるのも同じ空気を吸うのも嫌。
漫才中も目線も合わない”のだとか。
現在2021年なので、
今も会話が無いとなると12年間口を聞いていないことになります。
不仲なのが良く分かるエピソードですが芸人らしく笑いながら話していてトークも上手なので、ネタなのかな?と勘違いしてしまいそうですが事実なんでしょうね。
おぼんこぼんの解散の噂はデマだった!
おぼん・こぼんの解散が噂になったのは、
テレビで放送されたドッキリの企画がきっかけでした。
もちろん実際には解散しておらずデマだった訳ですが、その内容がドッキリとは思えない壮絶な喧嘩だったとか。
2019年2月27日に放送された“水曜日のダウンタウン”で
「芸人解散ドッキリ、師匠クラスの方が切ない説」に出演したおぼんこぼん。
仕掛け人はおぼんさんで、こぼんさんは何も知らずに呼び出されます。
しかし、二人は最初から険悪なムードで口喧嘩になり、最終的には仕掛け人ではないこぼんさんから解散を切り出してしまいます。
こぼんさん:スッキリしましょ?辞めるなら辞める
おぼんさん:やってたってしょうがないやん
こぼんさん:そんなんならもう辞めてしまいましょう
ドッキリ企画のはずが解散が決まってしまう流れに!
慌ててナイツが“ドッキリ大成功”のプラカードを持ち部屋に突入し、解散はせず事なきを得ます。
あまりにも本気の言い争いだったため、
視聴者からは「ナイツをハメる逆ドッキリだと思ってた」「おぼんこぼん怖い」などの感想があふれていました。
さらに、このドッキリから約半年後の2020年7月3日にも“水曜のダウンタウン”にて「催眠術で仲直りできる説」に再度おぼんこぼんが出演。
実際に催眠術にかけて検証されました。
しかしここでも不仲は解消せず、なんと「嫌い」の気持ちが催眠術を上回る形で催眠が取れる結果に。
催眠を上回るほど仲が悪いとは相当溝が深そうですよね。
しかしこれだけ不仲なのに実際に解散しないのは、お互いの事を信頼しているからでしょうか。
熟年夫婦のような雰囲気を感じてしまいます。
ここで一旦解散の噂は落ち着きますが、
2021年の4月1日にナイツ塙さんの解散ツイートが出てふたたび話題に!
しかしこちらはエイプリルフールについたウソでした。
おぼんさんもノリノリでツイートに返信していて面白いです。
不仲に加え解散がネタになりつつあるおぼんこぼんですが、これからも長くコンビを続けて欲しいですね!
まとめ
今回は、おぼんこぼんの不仲理由や解散のデマについてフォーカスしました。
解散は、ドッキリ企画やエイプリールフールのデマである事が分かり安心しました。
不仲であることは事実のようですが、それをネタにしてしまう芸人魂には驚きです。
ベテラン漫才コンビのおぼん・こぼんに今後も注目ですね!
コンビ名:おぼん・こぼん
結成:1965年
所属:漫才協会・トービック(お笑い専門芸能事務所)
おぼん:本名 井上 博一(1949年2月2日)
こぼん:本名 馬場添 良一(1948年12月24日)